骨をつくる骨造成インプラント Osteogenic implants

骨の量が足りないと
断られた方へ
失われた骨を補う、骨造成治療
インプラントをしたいけれど、
骨が足りないと言われて諦めていませんか?
実は、インプラント治療を支える顎の骨が不足している場合でも、骨を増やしたり再生したりする「骨造成治療」という方法があります。
この治療法により、これまでインプラントが難しいとされてきた方々も、安全に、そして確実に治療を受けられる可能性が大きく広がっています。
ここでは、骨造成治療の中でも代表的な5つの方法、「GBR法、ボーングラフト、サイナスリフト、ソケットリフト、スプリットクレスト」について、それぞれの特徴をご説明いたします。
ぜひ、インプラント治療の可能性を広げてみてください。
なぜインプラント治療に
骨の量が不可欠なのか?
Anesthesia Method
インプラント治療における骨量の重要性についてご説明します。
インプラントは、失われた歯の機能を取り戻すため、チタン製の人工歯根を顎の骨に直接埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
この人工歯根が、天然の歯根のように機能するためには、周囲の骨と強固に結合し、長期間にわたる咀嚼の力に耐えうる安定性が求められます。
この安定性を確保するために必要なのが、『十分な量の骨』です。
インプラント体を強固に支えるためには、骨に『適切な高さ、厚み、そして幅』がなければなりません。
これは、高いビルを建てる際に、その重みに耐え、地震などにも揺らがない堅固な基礎が必須であるのと同様の考え方です。
しかし、歯周病の進行や、歯が抜けた後に放置された期間が長くなると、顎の骨は吸収され、徐々に痩せてしまう傾向にあります。
これにより、いざインプラント治療を検討する段階で、必要とされる骨量が不足している、という状況が生じることがあります。
あなたの骨の状態に
合わせる
5つの骨造成治療
Anesthesia Method
骨造成治療には様々な術式があり、患者様のお口の状態(骨が足りない場所、量、原因)に合わせて最適な方法を選択します。
ここでは代表的な5つの治療法をご紹介します。
骨再生誘導法であるGBR法
「骨の厚みや高さを回復」
【こんな方におすすめ】
- 歯周病や抜歯により、骨の厚みや高さが部分的に不足している方
GBR法は、骨を増やしたい部分を「メンブレン」という特殊な保護膜で覆うことで、骨が再生するためのスペースを確保する治療法です。
この膜が歯ぐきなどの軟組織の侵入を防ぎ、その内側で骨の元となる材料(骨補填材)が自身の骨へと成熟していくのを待ちます。比較的幅広い症例に対応できる、世界中で行われている実績のある治療法です。
骨移植のボーングラフト
「広範囲の骨の欠損に対応」
【こんな方におすすめ】
- 骨の吸収が著しく、GBR法だけでは十分な骨の量を確保できない方
ご自身の骨(自家骨)や、安全な人工の骨補填材を、骨が足りない部分にブロック状で移植し、ネジで固定する方法です。
広範囲にわたって骨が失われている場合でも、大幅に骨の量を増やすことができます。
サイナスリフト
「上の奥歯の骨が薄い方へ」
上の奥歯の上部には上顎洞(サイナス)という空洞が存在します。
この部分の骨が薄いと、インプラントが空洞に突き抜けてしまうため、骨を増やす必要があります。
サイナスリフトは、歯ぐきの側面からアプローチし、上顎洞の底にある膜(シュナイダー膜)を慎重に持ち上げ、できた空間に骨補填材を填入します。多くの骨量を確保したい場合に適した方法です。
ソケットリフト
「身体への負担が少ない」
インプラントを埋入するために開けた穴から、器具を使って上顎洞の底を押し上げ、できたスペースに骨補填材を填入します。
サイナスリフトに比べて傷口が小さく、体への負担を抑えられるのが特長です。必要な骨の量が比較的少ない場合に適応されます。
スプリットクレスト
「骨の幅を広げる」
【こんな方におすすめ】
- 骨の高さはあるが、ナイフの刃先のように「幅」が薄くなってしまっている方
歯槽骨(歯を支える骨)の頂上部分に切れ込みを入れ、特殊な器具で慎重に骨を押し広げ、インプラントを埋入するスペースを作り出す技術です。
骨を分割して広げることで、理想的な位置にインプラントを埋入することが可能になります。
骨造成インプラントの
症例
Osteogenic implant cases
CASE.01
ボーングラフトインプラント
ブロック骨移植にて骨造成をしたインプラント
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- 主訴
- 上顎前歯の噛む時の痛み
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- 治療内容
- 上顎前歯部を抜歯すると大きな骨吸収を予測したため、下顎臼後三角部より骨片を採取し、抜歯時にインプラント埋入と同時に骨造成を行なった。
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- 治療期間
- 5ヶ月
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- 治療費用
- 800,000円(税別)
ボーングラフトは、十分な量の骨が得られない場合に、骨をブロックで切り出し、移植することで必要な骨を作り出します。
CASE.02
サイナスリフト
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治療前の骨が足りていない状態
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サイナス部分にGBRを施し骨ができた状態
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骨生成完了後インプラントを埋入し治療終了
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- 主訴
- 上顎臼歯部の6、7欠損となり、上顎洞までの距離が不足したためインプラントの早期埋入が不可能であった。
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- 治療内容
- 上顎頬側よりラテラルウインドウ法で上顎洞底挙上術を行い、2本のインプラントの埋入を行なった。
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- 治療期間
- 埋入手術までに6ヶ月
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- 治療費用
- 上顎洞底挙上術:150,000円(税別)
インプラント1本:200,000円(税別)
インプラント埋入前にサイナス部分にGBRを行い、骨が出来上がるのを待ってからインプラント治療を実施。
インプラントを諦める前に
まずは私たち専門家に
ご相談を
Message
インプラント治療において、土台となる骨の存在は成功を左右する非常に重要な要素です。
もし他院で「骨がないから」と治療を断られたとしても、今回ご紹介したような骨造成治療を用いることで、インプラントが可能になる道は残されています。
どの治療法がご自身にとって最適なのかは、CT検査による精密な診査・診断によって、はじめて判断できます。まずはご自身の顎の骨の状態を正確に知ることが、治療への第一歩です。
インプラント骨造成治療をご検討中なら、博山会インプラントグループにご相談ください。
あなたのお悩みやご希望をお伺いし、最適な治療計画をご提案させていただきます。
安心・安全なインプラント
インプラント治療 120回払いにも対応
月々4,900円/初回:12,682円
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歯ぐきを切らない 無切開治療対応
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麻酔医による 無痛治療対応
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執筆・監修者沼澤 成文Shigefumi Numasawa
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- 医療法人社団 博山会 理事長
- 沼澤田無駅前歯科 総院長
- 東京歯科大学大学院歯学研究科 歯学博士
- 歯科医師臨床研修 指導医
- ITI SC西東京 Director
- ITI認定インプラントスペシャリスト
- Straumann Guide Plannning Academy講師
- 日本補綴歯科学会
- 日本臨床歯周病学会
- アメリカ歯周病学会
- 臨床家組織ストローマンnextGEN
- 患者様へ
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「自身が受けたいと思う治療を患者様に」を理念に、安全で誠実なインプラント治療を提供します。学会発表など数々の実績を持つ認定インプラント担当医が責任を持って対応しますので、安心してご相談ください。
FAQ よくあるご質問
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- 骨造成治療は痛いですか?腫れますか?
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手術中は麻酔をしっかり効かせて行いますので、痛みを感じることはほとんどありません。
術後、個人差はありますが、痛みや腫れが出ることがあります。
その際は処方する痛み止めや抗生剤を服用していただくことでコントロール可能です。
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- 治療期間はどのくらいかかりますか?
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骨造成治療を行ってから、移植した材料がご自身の骨として定着するまでには、通常3ヶ月~6ヶ月程度の治癒期間が必要です。
骨の再生状態を確認してから、インプラントの埋入手術へと進みます。
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- 費用はどのくらいかかりますか?保険は適用されますか?
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骨造成治療およびインプラント治療は、原則として自由診療(自費)となり、健康保険は適用されません。
費用は、用いる術式や材料、骨の欠損の範囲によって大きく異なります。事前のカウンセリングにて、総額の目安をしっかりご説明しますのでご安心ください。
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- GBR法のメリットは?
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骨量を増やしインプラント治療を可能にします。審美性や安全性の向上につながります。
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- GBR法のデメリットは?
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骨造成の費用が発生します。通院回数が増えたり治療期間が長くなることがあります。手法によっては手術回数が増えることがあります。
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- ボーングラフト法のメリットは?
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骨量を大きく増やしインプラント治療を可能にします。審美性や安全性の向上につながります。
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- ボーングラフト法のデメリットは?
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骨造成の費用が発生します。通院回数が増えたり治療期間が長くなることがあります。
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- ソケットリフト法のメリットは?
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骨量を増やしインプラント治療を可能にします。審美性や安全性の向上につながります。骨造成手術の侵襲が少なくて済みます。
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- ソケットリフト法のデメリットは?
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骨造成の費用が発生します。通院回数が増えたり治療期間が長くなることがあります。
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- スプリットクレスト法のメリットは?
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骨を広げてインプラント治療を可能にします。審美性や安全性の向上につながります。骨造成手術の侵襲が少なくて済みます。
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- スプリットクレスト法のデメリットは?
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骨造成の費用が発生します。通院回数が増えたり治療期間が長くなることがあります。
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- サイナスリフト法のメリットは?
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骨量を増やしインプラント治療を可能にします。審美性や安全性の向上につながります。骨造成手術の侵襲が少なくて済みます。
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- サイナスリフト法のデメリットは?
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骨造成の費用が発生します。通院回数が増えたり治療期間が長くなることがあります。
- リスク・副作用について
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- 自由診療であるため保険がきかない。
- 手術が必要になる。
- 術後はメンテナンスが必要。
- 手術後に出血や痛みが出ることがある。
- 咬み合わせの違和感があることがある。
- インプラント周囲炎になることがある。
- 過度の衝撃による補綴物の脱落、破折することがある。
- 患者様の身体の状態(重度な糖尿病など)よって予後が悪くなるため治療できないことがある。
- 手術後は痛み、腫れ、痺れ、青あざなどの副作用が生じます。痛みは痛み止めを処方しますが、腫れ、青あざは1週間程度生じる場合があります。
- 部位によっては神経の走行が複雑で、痺れが残り、長期的にお薬を処方する場合があります。